「ゆり祭りだけではありませぬ~。魅力いっぱいの伊江島♪(Part 2)

 

【通訳案内士:照屋久美子さんblog】

 

 

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伊江島タッチューが山からの絶景なら、こちらは断崖絶壁の景勝地!



沖縄で代表的な断崖絶壁の景勝地と言えば、残波岬や宮古島の東平安名崎が思い浮かびますが、

こちらの高さ60mの断崖から見える湧出(わじー:波打ち際から水が湧き出ている所)とその周りに広がる美しい青のグラデーションの海!



吸い込まれそうな程の美しさです。

 

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こちらは上の写真と反対側の景色を撮ったものです。

湧出まで車でアクセス出切る道路も整備されていて、湧出辺りが引き潮の時は、降りて行って歩く事も出来るそうです。



絶壁には、やちむん(陶器)の破片が埋まっており、昔、中国からの難破船が残した物であろうと考えられています。



離島で水事情の良くなかった島の人々の命の水だった湧出でした。

 

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まだまだ北側の断崖絶壁は続いています。こちらは湧出から東向きに進んで、リリーフィールド公園の海側でランチ休憩を取っていた時に撮ったショット!



パシャ!パシャ!波が絶壁に打ち付けてしぶきを上げています。



これもまた自然の美しさの一つですよね♪

 

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海岸沿いに育つ代表的な植物、モンパノキやソテツの緑が、海の深い青と石灰岩のグレーと素敵なコントラストを作り出しています。

 

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こちらは、ニヤティヤ洞(千人洞)に入る階段です。



沖縄戦の最中、防空壕として使われて、村民を千人位は収容できるであろう広さから

「千人洞」とも呼ばれています。



住民の方々が必死の思いで避難していた場所となると、洞内は恐れ多くて写真を撮れないので、

階段から入り口の写真だけで、皆様へ場所を紹介させて頂きます。

 

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中には「ビジル石」といって古来からの子授けの神と崇められた石が置いてあります。



持ち上げて軽いと感じれば女の子、重いと感じれば男の子と言い伝えられています。



子宝を授かりたいと祈願して持ち上げれば願いが叶うとも言われているそうです。



ちなみに私は、軽いと感じたので女の子!わーい、叶うといいな~♪♪



・・・って、「その前の段階を早く踏めよ~!」と周りから非難轟々の声が聞こえてきそう。。。(笑)



さて入る前に「すみません、入らせて下さい。」のお辞儀と出た後の「入らせて頂いて有難うございました。」

のお辞儀をして、ニヤティヤ洞を後にしました。



中には拝所もある聖域、御嶽なのですね。

皆さんも、お辞儀を忘れないようにして下さると感謝致します。

 

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「アーニーパイル記念碑」を車窓から撮影させて頂きました。



アーニーパイルは、第二次大戦中の有名な従軍記者で、

1945年4月18日に、戦場を取材中、日本軍の機関銃弾に倒れました。



戦死したこの場所に記念碑が建てられており、

遺骨は現在、ホノルルの国立墓地で安らかに眠られています。



沖縄が米軍統治下時代に、国際通りに「アーニーパイル国際劇場」

が建てられた程、米軍から大変慕われていたそうだ。



「国際通り」の名前の由来は、この国際劇場から来ていて、

現在の「てんぷす那覇」に位置していました。

 

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前回の伊江島タッチューから緑の田園風景が望めましたね。



その多くは、上の写真の葉タバコ畑や電照菊畑なのですね。



こちらは、3月17日時点の写真。



5月中旬から7月中旬は収穫作業で繁忙期になるそうですよ。



伊江島、まだまだ紹介したい魅力はたっぷりですが、全部紹介すると

皆さんが伊江島を訪れる楽しみがなくなってしまうので、ここでおしまいにさせて頂きますね♪



皆さん、本島の周辺離島もとっても素敵で魅力的です。

そのひとつの伊江島、是非、機会を作ってお訪ね下さい!

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