2011.11.1 ~コスタクルーズの取材撮影同行ガイディング日記♪~

 

 

 

【通訳案内士:照屋久美子blog】
~コスタクルーズの取材撮影同行ガイディング日記♪~

 

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27日(木)のコスタクルーズのガイディングは、VIP対応という事で行程はお客様とお会いして決定という

ドキドキのガイディング。



朝、若狭バースでエージェントから聞かされたのは、コスタクルーズのスタッフの取材同行ガイディングという事。



コスタクルーズのお客様がバスツアーで訪れる観光地を撮影して、宣伝用フィルムを製作されるとの事。



おお~、頑張って沖縄をアピールして頂かないと~!



そしてお会いしたお客様は、明るい笑顔が素敵なイタリア人ご夫婦♪



「神様の贈り物」というイタリア語の意味の"Donatella"さんという名前の奥様に、

日本人映画監督ファンのご主人"Riccardo"さん。



小津安二朗、黒澤明、北野武などの監督さんの名前が次から次へと口から出てくるのには驚かされました!



ご主人は特に小津安二朗の大ファンで、1930年~1960年代に活躍したとか、かなりの通です。



奥様は、北野武を誉めまくり「天才」と呼ばれていました。



さて、まずは平和祈念公園と平和祈念資料館へ!



朝に訪れた平和祈念公園は、とても平和的な雰囲気を醸し出し、撮影に最適の時間。



平和学習に訪れる修学旅行生の列が横切る「記念式典広場」、

沖縄本島に押し寄せる「鉄の暴風」の波が永遠に続く「平和」の波へと変わる「恒久平和の願い」を

表した「平和の磁」。



自然光を理想的に取り入れながら、丁寧に注意深く、時間をかけての撮影。



次は、世界遺産の「識名園」


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ゆるりとした空気に合わせて、「廻遊式庭園」を御殿、池、六角堂、花園、バナナ園、竹林、

ダイオウヤシ・・・中国の影響を受けた琉球独自のこの美しい庭園だけでも魅了されるのに、

沖縄で育つ花木も目を見張るものがありますよね。



とても気に入られて予定よりも多く時間を取っての撮影。



そして、ランチは都ホテルの「カフェレストラン・アヴァンセ」のランチバイキング♪





ホテル自体も料理もご満足!



特にデザートのカスタード・プディングをお気に召されていました~。



美味しいランチを堪能した後は、世界遺産の「首里城」へ!


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自然光を取り入れた撮影となる為、外観のみでしたが、書院の前の庭園のお話をしたら

興味を持たれて、南殿、正殿もご覧になりました。



他の訪問地もそうですが、景色が美しい所をまず撮影して、私が各ポイントのエピソードを説明して、

奥様が英語が分からない御主人の為に通訳して下さり、印象強いポイントを撮影。



最後の訪問地は、県立博物館!


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首里城に向かう前に、奥様から「久美子、この博物館って良いと思う?あまり時間かけなくてもよいかしら?」

と、あまり期待されていない様子。



「この博物館は、とっても充実していて、私も個人的に大好きな博物館です。あまりに好きなのでボランティアガイドにまで登録してしまいました!」と自信満々でアピール♪



実際に館内を周られて、予想以上の素晴らしさにとっても感動されていました。

館内は撮影出来るコーナーが限定されていて、とても残念がられ、

港へ戻らなくてはならない時間が来た時は、「沖縄にもっとゆっくり滞在したいなぁ~。」

と後ろ髪を引かれる思いで、博物館を去りました。



こんなにも沖縄に興味を抱いて下さり嬉しい限りです!



若狭バースに到着して記念写真をパチリ!と撮ったのが冒頭の写真。



化粧もすっかり落ちてスッピン顔でお恥ずかしい限りですが、

素敵な二人との楽しい時間を過ごしたからハッピースマイルをプレゼントして頂けました♪



クルーズ船に乗り込む時には、何度も何度も振り返り、手を振って下さった素敵なご夫婦。



お仕事を通して、お二人と出会えた事に感謝です。



沖縄を訪れる人達を、ハッピースマイルで送り出せる様に、

「お客様を温かくもてなしていきたい」という気持ち、忘れたくありません。

 

 

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