【通訳案内士:照屋久美子さんblog】
おお~!泡盛一升瓶を頭にのせて
カチャーシー踊るパワフルおばあの
眩しい笑顔!
これぞ沖縄のおばあの魅力!
写真の方はまだお若いと思いますが、中には90歳代のおばあも
楽しそうに一升瓶をのせて踊られるのです。
こんな素敵なおばあ達に会えるのは、もちろん・・・
「琉球村」!!!
このカチャーシーは、「道ジュネー」という沖縄風パレードの中で
最後に観客の方達も参加して踊られます!
では、琉球村での「道ジュネー」を順を追って紹介しますね。
琉球村の「道ジュネー」は年中行事をコンパクトに紹介しています。
「道ジュネー」は、旧島袋家前の中央広場で行われます。
始まりを待つお客様のために、三線と太鼓の演奏で楽しませてくれます。
おッ、パレードの先頭が入場して来ましたよ!
旗頭、国王、三司官、王妃を先頭に自分のお席へと向かいます。
さあ、まずはミルク(弥勒)の神様の登場です。人々に幸福、豊作、村の繁栄をもたらしてくれます。
この大きな団扇で仰がれた人は幸せになれると言われます♪
私も真正面からしっかりと仰いで頂きました。
「観客全員に行き渡る様にまんべんなく仰いで下さっていますね~。」
と、隣に座られたシンガポールご夫婦と一緒に大きく頷きました。
沖縄の「古武道」の棒術です!
沖縄と言えば「空手」ですが、古武道も代表的な武道なのです。
覚えていて下さいね♪
さてお次は、二十日正月(旧暦1月20日)に行われる「ジュリ馬祭り」。
貧しい家の娘が辻の遊郭に売られ、年に一度、二十日正月に通りでジュリ馬を踊る事で両親に
会えて、「出世」のシンボルである馬にまたがっている元気な自分の姿を見せられる大切なお祭りでした!
お次は「獅子舞」!
チョンダラー(京太郎)とのやり取りがとっても楽しい♪
「シンガポールからのお客様でーす!」と私がアピールすると
近づいてきて下さってサービス!うーん、可愛い~♪
庶民の集団舞踊で「マミドーマ」と言います!
クワやヘラを持って、農耕作業を楽しく表現♪
途中から観客の方も巻き込んでダンス!
出ました~!私の大好きなエイサー♪ 沖縄の伝統芸能の代表格です。
ダイナミックさ!パワフルさ!ほとばしる生命力を感じさせる踊り・・・大好きです!
沖縄の旧盆(旧暦7月13日~15日)の最終日に若者達が通りで踊って練り歩いて
ご先祖様達をお見送りします。
沖縄の「祖先崇拝」を感じさせる素晴らしい踊りです。
最後のカチャーシー!
「ガイドさんが来れば、お客様も来るから!」とエイサーの踊り手の方に腕をつかまれ、
私はお客様の腕をつかませて頂き、カチャーシーの輪に参加!
丁度、国王・王妃の前でナイス・ショット♪
いかがですか?
お客様達の楽しそうな笑顔!
「琉球村」に訪れる際は、「道ジュネー」は是非お見逃しなく!